椎間板ヘルニアの症例②「手術後に再発、あぐらの姿勢が出来ない状態」

椎間板ヘルニアの改善症例の一部をご紹介します

当院の整体で実際に腰椎椎間板ヘルニアが改善された事例を紹介します。

あなたと同じような症状かもしれませんので参考にしてください。

患者

男性 37歳 大工

来院

2017年1月

症状

来院2日前に仕事をしていて、中腰姿勢から元に戻そうとしたさいに痛みが出現。来院前日には痛みは少し低下していたが座っているだけで痛みがあった。

10年前にヘルニアの手術をしており、手術前は右足の神経が過敏になっていたが術後は近くが鈍感になった。

車の運転の際に痛みが徐々に増していき、車から降りる動作が特につらかった。

また仕事の休憩中にあぐらをかく姿勢が必ずあるのだがその際にも痛みが強く出ていた。

症状が改善したらしたいこと

痛みを感じずに仕事をする

治療内容と経過

初回座位検査で右骨盤と背骨の硬さが目立った。座っている姿勢で足を伸ばすと痛みが出ていたのでヘルニア再発の可能性も考えられた。

初回施術では関節の硬さを改善するように調整。

2回目施術で腰椎に関連していた右肩と手術痕にもアプローチ。

運転中・階段の上り・あぐらの際に痛みがまだ残っていた。

3回目の施術以降、症状が軽減していったが前屈痛と座っていると腰が引っ張られる感じに変化。腰椎3番の左側に反応が出ていたのと、右大腿筋膜張筋の硬さが残っているので調整。

5回の施術で最初の痛みを10だとすると5に軽減。7回の施術で仕事・日常生活で痛みが気にならなくなったので治療終了。再発予防のために月1回のメンテナンスに移行。

同時に治療した症状

肩こり

施術方法

骨盤循環調整

ABCテクニック

KSテクニック

内臓調整

まとめ

以前にヘルニアの手術をしているのだが、ヘルニアに限らず除去手術ではその病気になった原因まで改善するわけではないのでヘルニアが再発したと考える。その原因は腰以外のゆがみが挙げられる。

さらにヘルニアの際の手術痕が痛みを誘発する原因にもなっていた。これは皮膚が引っ張られる状態になるので緊張状態が続いていたと思われる。

原因となっている箇所を検査して調整することが症状の改善につながった。

このページの著者

著者:高橋教文

柔道整復師、プロスポーツトレーナー、プロアーティストトレーナー

埼玉県さいたま市 巡り整体院 院長 「自律神経のスペシャリスト」

プロスポーツ選手からアーティストまで幅広くサポートしてきた経験を生かし、肩こり腰痛などの慢性症状から自律神経の悩みまで改善する無痛整体を行う治療家