椎間板ヘルニアとは?
最近では大分ヘルニアという言葉がメジャーになってきましたが、椎間板ヘルニアという病気はご存知でしょうか?
椎間板というのは背骨の間にあるクッションのことでこのクッションが体に掛かる負担を大きく減らしてくれるという大事な役割があります。
このクッションが夕方になると重力の関係で縮んでくるので朝よりも夜の方が身長が低くなります。
ヘルニアというのはラテン語で「脱出する」「逸脱する」などその場から飛び出してしまうことを表しています。
ですので椎間板ヘルニアというのは椎間板がその位置から飛び出す病気のことを指します。
鼠経ヘルニアという病気もあります。これは脱腸のことです。
ですが、椎間板が全部飛び出すわけではなく椎間板はバームクーヘンの中にゼリーが入っているような構造になっており、その中の髄核と呼ばれるゼリー状のものがバームクーヘンを突き破って飛び出します。
仮にヘルニアになったとしてもこれだけでは身体には何も起こりません。
ヘルニアで悩んでいる人たちの多くの場合はこの飛び出した髄核が神経に当たっているのです。
腰椎ヘルニアはどこに起こりやすい?
椎間板ヘルニアは主に頸椎と呼ばれる首の骨と、腰椎と呼ばれる腰の骨の部分で起こりやすいです。
これは人体の構造上、湾曲と呼ばれる横から見た時に背骨がS字状にカーブしているのが理由となります。
このカーブがないと立ってる姿勢が難しくなるのですが、カーブがあることで症状が発生することもあるのです。
頸椎と腰椎は前弯と呼ばれる前にカーブしている構造になります。
このカーブが何らかの原因で角度がきつくなると椎骨の前部分にテンションがかかり椎間板が後ろに圧迫されてしまいます。この状態で過ごしているとだんだんとヘルニアが起こってきて神経に触れ痛みを感じてしまいます。
椎間板ヘルニアになる原因
一般的には
「加齢」が原因と言われています。
歳を重ねるとだんだん背骨が曲がってきて姿勢も悪くなり、さらに椎間板の水分が減りクッション性が失われるので発症しやすいです。
ですが、歳をとったら全員がヘルニアになるというわけでもないので「加齢」のせいにするのは少し違うと思います。
ヘルニアで悩んでいる方を見ると10~20代のうちにヘルニアを発症したという方がとても多いです。
実際に私も中学生でヘルニアと診断されています。
以前は重い物を持つ仕事の方にヘルニアが多かったのですが、最近の傾向としては
・運転するドライバー
・パソコン作業をするSE
・前傾姿勢が多い保育士
など一見あまり腰に負担の掛かっていない職業の方がヘルニアと診断されています。
実は座っている姿勢は立っている姿勢よりも1.4倍腰に負担が掛かります。
座っている姿勢にもよりますが、多くの方は座っているときに疲れてくると猫背気味になってくるので姿勢が悪くなります。
この場合骨盤が後ろに倒れる後傾状態になるので腰の湾曲が無くなります。湾曲がなくなると椎間板の負担が増えこの状態で長時間いることで椎間板にダメージが蓄積されて結果ヘルニアが起こります。
車のシートも骨盤が後傾する状態になりやすいので同じです。
腰椎ヘルニアの症状
腰椎ヘルニアになると
・腰や足が重だるい
・片方のお尻から足にかけて痺れや違和感
・前傾姿勢になると神経に触れるような激痛が走る
などが起こります。
また腰椎ヘルニアだと坐骨神経痛が併発するケースが多いです。
腰椎の何番でヘルニアが起こっているのかによって痛みが出る神経が変わってくるので足に痺れが出たらなんでもかんでも坐骨神経痛と言うのはこれで終わりにしましょう。
神経痛は足の前側・内側・外側・後側とどれも起こる可能性があるのですが、一番多いのは足の後ろ側の坐骨神経です。
腰椎ヘルニアと診断されたら
腰が痛くなって病院に行ってレントゲンを撮ったら
「ヘルニアですね」
と言われてしまった。
「湿布と痛み止めで様子をみてください」
と返されてしまった。
「リハビリに毎日通ってください」
と言われて電気とマッサージをしても何も変わらない・・・。
ご安心ください!世の中の大半の方はこういう状態です。
私もこう言われました。そして何も変わりませんでした。
何で状態が変わらないのか?
「腰に原因がないから」
です。
腰椎ヘルニアは腰の病気なのですが、ヘルニアになってしまった原因が他に存在します。
当院では
「体のゆがみ」
が一番の原因だと考えています。
誰もいない部屋のピンポンを押し続けても誰も出てきませんよね?
その部屋に入りたかったら管理会社や大家さんに鍵をもらうのが一番早いです。その体の大家さんが「ゆがみ」なのです。
ですので痛み止めの薬や湿布でごまかしたり、マッサージなどでその場だけでも良くするなどの方法もいいのですが、やはりヘルニアになった原因を改善するというのが一番の対処法です。
腰椎ヘルニアの対処法
すぐに出来る対処法として
・長時間の同じ姿勢を避ける
・前傾姿勢をしない
・血行を良くする
・よく寝る
まずはこれをやりましょう。
自分では限界がある、他で治療しているが変わらないという場合は当院にご相談ください。
腰痛でひどい痛みに怯え、耐える日々から脱した
Q、なぜ当院をお選びになりましたか?
知人の紹介
Q、どんな悩みでご来院されましたか?
腰痛(ヘルニア)
Q、今までどのような対処をしていましたか?
生活に支障が出たときのみ整形外科に受診
Q,巡り整体院の施術を受けてその悩みは解消されましたか?
少しづつ解消されている。
完全に解消されるには至っていませんが(通院回数が少ない為)ひどい痛みにおびえ、耐える日々から脱しました。
Q、巡り整体院をどんな方にオススメされますか?
体のだるさや痛みをお持ちの方
30代 女性 保育士
※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。
頭痛・腰痛 施術後は確実に痛みが半減
以前より高橋先生の施術を受けていて、日常生活がたいへん楽になっていました。高橋先生が独立なさったのですが先生の治療を受けたくて伺っています。
頭痛・腰痛(ヘルニア)・指の関節の痛みで以前は高橋先生がいらした整骨院の通院や月1回の針治療を行っていました。
その時々の症状により解消され方は違いますが確実に施術後は痛みの悩みは半減しています。
家族や治療院から通える人、友人たちにオススメしたいです。
50代 女性 着付けの先生
※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。
このページの著者
著者:高橋教文
柔道整復師、プロスポーツトレーナー、プロアーティストトレーナー
埼玉県さいたま市 巡り整体院 院長 「自律神経のスペシャリスト」
プロスポーツ選手からアーティストまで幅広くサポートしてきた経験を生かし、肩こり腰痛などの慢性症状から自律神経の悩みまで改善する無痛整体を行う治療家
お電話ありがとうございます、
「巡り整体院」南浦和の自律神経専門院でございます。