顎関節症の症例②「口に指2本縦にして入らない状態の顎関節症」

顎関節症の改善症例の一部をご紹介します

当院の整体で実際に顎関節症が改善された事例を紹介します。

あなたと同じような症状かもしれませんので参考にしてください。

患者

女性 17歳 高校生

来院

2017年2月

症状

何年も前から両顎(右<左)に違和感があり、一週間まえから急に顎が開きづらくなってしまった。

朝起きて朝食の際に違和感を感じ、その状態のまま一日続いていた。

指を縦に2本入らないくらい口が開かない状態だった。

また頭のコリ、左側の耳鳴り、肩こり・腰痛も気になっていた。

1週間後に歯医者で親知らずを抜歯する予定なので口が開かないと困る状況だった。

お母さんがネットで顎関節症について調べ当院のHPから来院。

症状が改善したらしたいこと

普通にご飯を食べる

歯医者で口を長時間開ける

治療内容と経過

偏平足があり足首から上がすべて歪んでいる状態であった。

初回施術で全身のゆがみを整え、顎の位置を調整したが施術後の変化は見られなかった。

2回目施術までの間は、朝起きて午前中まで調子が良かったがだんだんと開きづらくなっていた。最初のつらさ100に対し→午前中20→午後以降60程度。

2・3回目の施術では初回の施術後と同じ状況が続き、日常生活に問題があると考え長時間座ることを控えるように指導。

5回の施術で顎の状態は気にならなくなり普通に食事が出来るようになったので治療終了。肩こりが気になるのでそちらのケアに移行。

 

同時に治療した症状

頭のコリ

肩こり

腰痛

施術方法

骨盤循環調整

頭蓋調整

 

まとめ

顎だけでなく様々な症状が併発していたケース。これだけ症状があると体のゆがみも強く10代の身体とは思えないほどに疲れている状態であった。

施術を重ねて朝の状態は良いがだんだんと症状が悪化する場合は、間違いなく日常生活に問題がある。今回は長時間座っていることが多い患者さんだったために座る姿勢が顎に影響を及ぼしていた。

座っている姿勢は立っている時よりも体にかかる負担が大きいので長時間座る場合は注意が必要である。座り方を気を付けていても身体はゆがんでくるので30分に一回くらいは立ち上がって屈伸したり足を動かしたりするのをお勧めします。

顎が開かないから歯医者に行けないというケースも多いので気になる場合は早めの治療が必要です。

このページの著者

著者:高橋教文

柔道整復師、プロスポーツトレーナー、プロアーティストトレーナー

埼玉県さいたま市 巡り整体院 院長 「自律神経のスペシャリスト」

プロスポーツ選手からアーティストまで幅広くサポートしてきた経験を生かし、肩こり腰痛などの慢性症状から自律神経の悩みまで改善する無痛整体を行う治療家