仰向けになると腰が痛い理由

寝るときに腰が痛くなる

腰痛には様々なタイプがありますが、多いのが「仰向けになると腰が痛くなる」というもの。

せっかく1日頑張っていざ休もうとしたときにまた痛いなんてとてもつらいですよね。これには理由があってそこを理解すれば今からすぐに何とか出来るかもしれません。

 

普通は横になると楽になる

腰痛で気を付けなければいけないのが内臓疾患。これがあると腰痛どころではなく命の危険性があるので大問題です。

医者の問診でも「寝てて痛みが出ますか?」という内臓疾患と鑑別するために質問されます。

今回のは寝ている時ではなく、横になった瞬間にイタタタというケースになります。

大体の方は姿勢が落ち着いてしまえば楽になるのがほとんどです。

そもそも腰痛でつらいのは

・長時間立っている時

・長時間座っている時

・長時間歩いている時

・前傾姿勢になったとき

・しゃがんだとき

などで、寝ようとしたり横になった時に痛みが出ることは普通はないものです。

 

なぜ仰向けになると痛みがでるのか?

ポイントは「骨盤」です。

仰向けになることで骨盤の傾きが変化するので骨盤回りが固い人ほど痛みが出ます。

仰向けになった時に腰が浮く人は要注意ですね。

この状態は骨盤のゆがみがありますのでゆがみを整えるのが一番手っ取り早いです。

 

仰向けでも痛くない方法

やり方は簡単

「膝を曲げる」

です。

膝を曲げることによって骨盤の傾きが落ち着くので腰の筋肉が引っ張られなくなり痛みが軽減します。場合によっては無くなります。

骨盤が原因であればそれでいいのですが、骨盤がゆがむのもその前にどこかがゆがんで起こりますのでしっかりと根本から体のゆがみを整えることをオススメします。

 

 

このページの著者

著者:高橋教文

柔道整復師、プロスポーツトレーナー、プロアーティストトレーナー

埼玉県さいたま市 巡り整体院 院長 「自律神経のスペシャリスト」

プロスポーツ選手からアーティストまで幅広くサポートしてきた経験を生かし、肩こり腰痛などの慢性症状から自律神経の悩みまで改善する無痛整体を行う治療家