イスから立つときの腰痛を減らす方法

一度座ると立ち上がるのが大変

腰痛の方を見ていると一度姿勢が落ち着けば楽だけど、そこから動くのが大変・動き出しが痛いなどといった方が非常に多いです。

それだけ腰は色々な動きに関連しているということです。

その中でも立ち上がるときに痛みが出ると生活にも支障が出てしまいます。この動きを失敗すると余計に痛めてしまったりそのまま動けなくなることもあります。

私も経験があるのですが、痛くない動きを見つけるのは大変ですよね。

 

なぜ立ち上がるときに痛いのか?

普通は立ち上がる時にどういう動きをして・どこの筋肉に負担が掛かってなど考えもしないですよね。

でも痛いときは考える必要があります。

イスから立ち上がる時には、一度上体が前傾姿勢になります。本当?と思った方はやってみてください。

腰痛の人に前傾姿勢はとてもつらく腰の筋肉にも負担がかかるのでこの時に痛みが出ます。

余談ですが、イスに座っている人のおでこを人差し指で軽く押さえているだけで座っている状態から立ち上がれなくさせることができます。メカニズムは同じことです。

 

痛くない立ち上がり方

あくまで参考程度にやってみてください。

・イスの前の方に少し移動する

・足を前後に開く

・状態を前傾姿勢にしないように足の力を使って真上に立つ

・足の力が無い場合は何かに掴まって手でも持ち上げてください

 

この立ち上がり方であれば痛みが0になるとは言い切れませんが、だいぶ楽に立ち上がれるはずです。

 

こんな面倒なことはしたくない

中にはいちいち面倒だと思われる方もいらっしゃるでしょう。

ですが、腰痛になっている人は今までの体の使い方が悪いせいでもなっているので姿勢や使い方などを見直す必要があります。

特に痛い動きはより負担が掛かって良くないですよという体からのサインですので早めに変えたほうがいいです。

それを無視して生活しているとどんどんひどくなりいざ治そうと思ってもかなり時間が掛かるでしょう。

痛い動きをしない事が大切なのと同時に、痛みがあるということは体のどこかに悪い所があるので早めに何とかしましょうね。

 

 

このページの著者

著者:高橋教文

柔道整復師、プロスポーツトレーナー、プロアーティストトレーナー

埼玉県さいたま市 巡り整体院 院長 「自律神経のスペシャリスト」

プロスポーツ選手からアーティストまで幅広くサポートしてきた経験を生かし、肩こり腰痛などの慢性症状から自律神経の悩みまで改善する無痛整体を行う治療家