ばね指の症例③「親指が曲げられずペンが握れないほどの痛みがあった症例」

実際に来院されて施術が終了した患者さんの事例を掲載しています。

 

同じような症状の場合、同じように良くなるケースもあるので参考にしてみてください。

患者

52歳女性

主訴

半年前から右手の親指にバネ症状があり、1週間前に栗の皮をむていたらだんだん痛みが強くなってきた

来院時はペンが握れない状態、問診表の記入も困難だった

両膝に立ち上がる際に痛み

ゴール設定

普段通りに生活・パートが出来るように

初回施術

検査で原因を「腰椎4番」と特定

 

・ゆがみを整え巡りを良くする

・手関節の調整

・尾骨2番の調整

 

必要な施術回数は6回と伝え、無理して手を使いすぎないように指導

2回目の施術(4日後)

体の変化は感じられなかった

 

・ゆがみを整え巡りを良くする

・手関節の調整

・仙骨2番の調整

 

早く寝るように指導

 

3回目の施術(5日後)

右母指の伸ばす動作は痛み無く出来るようになった

相変わらず曲げる動作は痛い

雑巾を絞る動作がとても楽になった

膝の痛みが減った

 

・ゆがみを整え巡りを良くする

・手関節の調整

・胸椎9番の調整

 

肩回しとアキレス腱伸ばしの指導

6回目の施術(19日後)

普通にペンを握り文字が書けるようになった

たまにカクっとなるときがある

 

・ゆがみを整え巡りを良くする

・手関節の調整

腰椎4番の調整

 

施術はこれで終了

 

考察

ばね指だとどうしても手に注目してしまうが、ばね指の場合本当の原因は手にあることはほとんどありません。

今回は腰椎に問題がありそれに合わせてどんどん体がゆがんでしま結果的に手に症状が起こるまでに至った。

原因を特定できればあとは逆算していき一個づつ問題を調整していけば症状は改善します。

このページの著者

著者:高橋教文

柔道整復師、プロスポーツトレーナー、プロアーティストトレーナー

埼玉県さいたま市 巡り整体院 院長 「自律神経のスペシャリスト」

プロスポーツ選手からアーティストまで幅広くサポートしてきた経験を生かし、肩こり腰痛などの慢性症状から自律神経の悩みまで改善する無痛整体を行う治療家