モートン病の症例⑯「外反母趾が悪化したらモートン病になってしまった症例」

実際に来院されて施術が終了した患者さんの事例を掲載しています。

 

同じような症状の場合、同じように良くなるケースもあるので参考にしてみてください。

患者

63歳女性

主訴

ずっと外反母趾で悩んでいて、酷くなってから2年程度して足先に痛みとしびれを感じるようになった。

インソールを使用すると多少楽になるが歩いたり靴を履くと痛みと痺れがある。

ゴール設定

旅行へ行く

スポーツをする

初回施術

検査で原因を「神経の圧迫」と特定

 

・ゆがみを整え巡りを良くする

・足部の調整

・尾骨5番の調整

 

必要な施術回数は4回と伝え、歩くのを控えるように指導

2回目の施術(6日後)

 

症状は変化せず

 

・ゆがみを整え巡りを良くする

・足部の調整

・胃の調整

 

内臓を冷やさないように指導

3回目の施術(6日後)

 

痛みは軽減

多く歩くと痛みを感じる

 

・ゆがみを整え巡りを良くする

・足部の調整

・腰仙関節の調整

 

歩き方の指導

4回目の施術(13日後)

 

痛みはほぼなくなり、少ししびれを感じる

 

・ゆがみを整え巡りを良くする

・足部の調整

神経の圧迫箇所の調整

 

これで施術は終了

4週間様子をみてもらい痛いようなら再度来院するように伝える

考察

モートン病の患者さんは外反母趾のケースが良くあります。

足が一ヵ所でも変形していれば指に掛かる負担が変わりますので結果的に神経を圧迫してしまいモートン病の症状が出ます。

モートン病を良くすると外反母趾も一緒に良くなることは多々あります。

このページの著者

著者:高橋教文

柔道整復師、プロスポーツトレーナー、プロアーティストトレーナー

埼玉県さいたま市 巡り整体院 院長 「自律神経のスペシャリスト」

プロスポーツ選手からアーティストまで幅広くサポートしてきた経験を生かし、肩こり腰痛などの慢性症状から自律神経の悩みまで改善する無痛整体を行う治療家

モートン病(モートン神経種)について詳しくはこちら

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