頸椎ヘルニアの症例㉓「整形外科で首の牽引をすると症状が悪化してしまう症例」

実際に来院されて施術が終了した患者さんの事例を掲載しています。

 

同じような症状の場合、同じように良くなるケースもあるので参考にしてみてください。

患者

33歳女性

主訴

来院1か月前程度から

左腕にしびれとだるさ、くしゃみをすると左背中に痛み

整形外科で牽引をしていたが、いつも終わった後は症状が悪化していたが我慢していた

ゴール設定

痛みが無くなる

初回施術

検査で原因を「左第2胸肋関節」と特定

 

・ゆがみを整え巡りを良くする

・頚椎の調整

・胸椎4番の調整

 

必要な施術回数は4回と伝え、姿勢の指導

2回目の施術(5日後)

 

少し楽になった

手のしびれも減った

 

・ゆがみを整え巡りを良くする

・頚椎の調整

・腰椎5番の調整

 

歩き方の指導

3回目の施術(7日後)

 

痛みが重さに変わった

くしゃみをするとまだ痛い

 

・ゆがみを整え巡りを良くする

・頚椎の調整

・頚椎4番の調整

 

姿勢の指導

4回目の施術(11日後)

 

くしゃみをするとまだ少し痛いが場所が変わった

 

・ゆがみを整え巡りを良くする

・頚椎の調整

左第2胸肋関節の調整

 

施術はこれで終了、3週間様子をみていただき症状が残っていたら再度来院するように伝える

考察

現在の病院での方針は分かりませんが、頸椎ヘルニアは首の牽引はしないことをおすすめします。

間が狭くなっているから牽引で間を広げようとそんな単純なことで治らないからです。

大事になるのは「なぜ今の状態になったのか?」です。

このページの著者

著者:高橋教文

柔道整復師、プロスポーツトレーナー、プロアーティストトレーナー

埼玉県さいたま市 巡り整体院 院長 「自律神経のスペシャリスト」

プロスポーツ選手からアーティストまで幅広くサポートしてきた経験を生かし、肩こり腰痛などの慢性症状から自律神経の悩みまで改善する無痛整体を行う治療家

頚椎ヘルニアについて詳しくはこちら

この記事に関する関連記事