不眠の症例③「薬が無いと全く寝られない症例」

実際に来院されて施術が終了した患者さんの事例を掲載しています。

 

同じような症状の場合、同じように良くなるケースもあるので参考にしてみてください。

患者

43歳女性

 

主訴

一年ほど前から徐々に寝られなくなり病院で処方された睡眠薬を飲まないと寝られなくなってしまった。

常に頭にもやがかかった状態で体も脈打つような感じが続いている

肩こりや頭痛もあり常に倦怠感もある

 

ゴール設定

薬を飲まなくても寝られるようになりたい

初回施術

検査で原因を「顎関節」と特定

 

・ゆがみを整え巡りを良くする

・頭蓋骨の調整

・頚椎1番の調整

 

必要な施術回数は4回と伝え、日常生活のアドバイスを指導

 

2回目の施術(前回から7日後)

薬の量が半分でも大丈夫になった

肩こりを感じなくなり倦怠感も減った

 

・ゆがみを整え巡りを良くする

・頭蓋骨の調整

・骨盤の調整

 

姿勢を指導

 

3回目の施術(前回から6日後)

頭痛が消えた

 

・ゆがみを整え巡りを良くする

・頭蓋骨の調整

・篩骨の調整

 

枕が合っていないのでコツを指導

 

4回目の施術(前回から15日後)

ほとんど薬が不要になってきた

 

・ゆがみを整え巡りを良くする

・内臓の調整

顎関節の調整

 

治療はこれで終了、4週間様子をみていただいて不調を感じたら再度来院してもらうよう伝える

その間は適度な運動をするよう指導

 

考察

不眠の場合、睡眠薬を飲まれて生活しているケースが多いです。

日本では睡眠薬を飲み続けることは誰も疑問に思わないと思うのですが、海外では1か月以上続けて飲んではいけないといわれています。

 

睡眠薬を飲んだ睡眠だとどうしても本来の睡眠とは違った状態になりますので他の症状も起こりやすいです。

出来れば体の状態を良くして薬を飲まない生活を送っていただきたいです。

 

 

このページの著者

著者:高橋教文

柔道整復師、プロスポーツトレーナー、プロアーティストトレーナー

埼玉県さいたま市 巡り整体院 院長 「自律神経のスペシャリスト」

プロスポーツ選手からアーティストまで幅広くサポートしてきた経験を生かし、肩こり腰痛などの慢性症状から自律神経の悩みまで改善する無痛整体を行う治療家