機能性ディスペプシア(FD)の症例①

実際に来院されて施術が終了した患者さんの事例を掲載しています。

 

同じような症状の場合、同じように良くなるケースもあるので参考にしてみてください。

患者

43歳女性

 

主訴

昔から胃腸が弱くお腹を下すことが多いのとお腹の張りを常に感じていた

胃腸の調子が悪くお腹の張りだけでなくガスが溜まりやすい

食事をすると気持ち悪くなってしまう

不眠の症状も抱えている

 

ゴール設定

内臓の調子を良くしたい

初回施術

検査で原因を「蝶形骨(頭蓋骨)」と特定

 

・ゆがみを整え巡りを良くする

・自律神経の調整

・頚椎2番の調整

 

必要な施術回数は4回伝え、日常生活の過ごし方をアドバイス

 

2回目の施術(前回から7日後)

特別変化を感じられなかった

 

・ゆがみを整え巡りを良くする

・自律神経の調整

・下顎骨の調整

 

下半身の使い方とストレッチを指導

 

3回目の施術(前回から9日後)

ガスが溜まることが減ってきた

胃腸の調子も良く感じる

 

・ゆがみを整え巡りを良くする

・自律神経の調整

・仙骨の調整

 

姿勢を指導

 

4回目の施術(前回から20日後)

ガスはほぼ0になった

内臓の調子も良くなったと実感できる

 

・ゆがみを整え巡りを良くする

・自律神経の調整

蝶形骨の調整

 

治療はこれで終了、3週間様子をみていただいて不調を感じたら再度来院してもらうよう伝える

 

半年後に再度来院された際に若干の症状が出ていたが2回の施術で症状は無くなった

 

考察

機能性ディスペプシア(FD)はまだ世に認知されていない病名です。

おそらく実は自分もそうなのでは無いかという人は多いと思います。

ただ、病院で特に病気が見つからずに症状が何個か該当するとこの病名を診断されますので、安心は出来ません。

自律神経の問題など必ず原因がありますのでそこからアプローチしていけば症状は改善へ向かいます。

 

このページの著者

著者:高橋教文

柔道整復師、プロスポーツトレーナー、プロアーティストトレーナー

埼玉県さいたま市 巡り整体院 院長 「自律神経のスペシャリスト」

プロスポーツ選手からアーティストまで幅広くサポートしてきた経験を生かし、肩こり腰痛などの慢性症状から自律神経の悩みまで改善する無痛整体を行う治療家