機能性ディスペプシア(FD)の症例④

実際に来院されて施術が終了した患者さんの事例を掲載しています。

 

同じような症状の場合、同じように良くなるケースもあるので参考にしてみてください。

患者

52歳女性

 

主訴

3年前から胃腸の調子が悪く感じるように

数日前から胃痛が酷くなり朝起きられないほどの痛みを感じる

病院で検査しても異常が無かった

 

ゴール設定

普通に生活する

初回施術

検査で原因を「横隔膜」と特定

 

・ゆがみを整え巡りを良くする

・自律神経の調整

・腰椎5番の調整

 

必要な施術回数は6回伝え、食事方法のアドバイス

 

3回目の施術(前回から6日後)

胃の痛みが30%ほぼ軽減した感じ

 

・ゆがみを整え巡りを良くする

・自律神経の調整

・肝臓の調整

 

姿勢のアドバイス

 

5回目の施術(前回から6日後)

生活していて少し痛みを感じるがほぼ痛みが無い

 

・ゆがみを整え巡りを良くする

・自律神経の調整

・頸椎2番の調整

 

食事方法の指導

 

6回目の施術(前回から6日後)

痛みは0

普通に生活できるようになった

 

・ゆがみを整え巡りを良くする

・自律神経の調整

横隔膜の調整

 

治療はこれで終了、様子をみていただいて不調を感じたら再度来院してもらうよう伝える

しばらくは深呼吸を意識しながら生活していただくように指導

 

考察

内臓の問題が出ているときには横隔膜に問題があるケースが結構多いです。

特に胃は横隔膜の影響を受けやすい傾向にあるので、胃下垂や逆流性食道炎の原因が横隔膜にあることは多々あります。

今回は姿勢や呼吸が浅くなっていることも多く関係していたのでアドバイスもそういったものが多かったです。

 

このページの著者

著者:高橋教文

柔道整復師、プロスポーツトレーナー、プロアーティストトレーナー

埼玉県さいたま市 巡り整体院 院長 「自律神経のスペシャリスト」

プロスポーツ選手からアーティストまで幅広くサポートしてきた経験を生かし、肩こり腰痛などの慢性症状から自律神経の悩みまで改善する無痛整体を行う治療家